「建設工事をする」

と、一言で言っても建築基準法だけではなく、実は、そんな業界にまで!?といった色々な法律や規則が絡んできます

その一つが
【航空法】と【航空法施工規則】

なぜタワークレーンのジブ(ブーム)は赤と白で塗装されているのか?
というと、この法律および日本工業規格(JIS)によって

 

「航空標識の色」(安全を確保するための色)

 

として決められている

 

「昼間障害標識」だからです

安全色

その組み合わせによって、上空など遠くからでも認識しやすい色が決められ、標識等に使用されています

赤や黄といった色は動物が本能的に警戒する色であり、自然界においては、「自分には毒があるよ・食べるとまずいよ・危険だよ」とアピールをしていることが多いです
人間は、信号機、サッカーなどスポーツルールの注意・警告、災害時や熱中症・花粉症などの注意喚起で危険度毎に色分けして使っています

赤に白というのは、白が無彩色で光を反射する最も明るい色の為、赤を際立たせるという効果があります

目を引き易いという点で他によく使うのが、地上では「立ち入り禁止」など危険区域であることを知らせ、注意を持ってもらうのに黄と黒を使います
その特徴を生かして使われているロープは、「トラロープ」と呼ばれ、その名の通り黄と黒で警戒色として使っています

NEC_0012

黄に黒というのは、黒が無彩色で光を吸収し後ろにあるような錯覚が起こり、黄色を押し出すことによって色を目立たせます
しかし、夜間にライトを当てるなどした時は、黒が光を吸収してしまうため赤白に比べ視認性が劣ってしまいます

また、同じ配色である虎は、自然界では保護色という観点からも、距離がある上空からの認識は、場所によって赤白に比べ劣ってしまうので、より視認性の高い方を採用していると考えられます

 

また、『』という色は古来より「魔除けの色
建築現場において、魔=災害、事故は除けたいものです

 

祈りを込めて 本日もご安全に

トラクレーン